子供たちがよく○○の勉強は苦手だと話しているのを耳にする。よく聞いていると、嫌いというより授業を理解していないということが多い。できない=苦手なのだが、授業中はどうしているのか聞いてみると、わからないから寝ている。これではどの教科も出来ないのは当たり前のような気がする。しかも、まったく勉強しないで期末試験に望むという信じられないことを平気でやる。まるで戦争に行くのに武器を持たないで行くようなものだ。従ってテストの結果も悪い。これの繰り返しで中学校の最終学年まで来てしまったのだ。しかし、高校には行きたい!と言う。勉強が嫌いなのに何で、何しに?と思うのだが、本人は高校へは行きたいという。私にはここの所がよく理解ができないでいる。
ただ、わからないというのは全ての教科に言えることだが、わかるところまで戻ればいいのだ。これまでに戻って丁寧にやった子供は、成績を確実に伸ばすことができている。何よりも苦手意識がなくなる。中には得意教科になったりする。その教科を1教科から2教科と増やすことが大事なのだが、最低3教科をやれば高校入試は何とかなるのだが、遅れている場合、取り戻すのには少なくても1年半の時間がかかる。前を向いて自らの力で高校合格を勝ち取ってほしい。