北赤羽進学教室は大きな会社経営の塾とは異なり、元教員だった個人の学習塾から始まりました。それから11年地元の子どもたち中心のこじんまりした塾ですが、現在もなお小中高の学生が受験や学校の補習塾として通ってきています。初めに来た子供たちはもう大学を卒業して社会人になっている人たちもいます。ギン塾長も開塾からずっと現役の塾長として一日の数時間は塾の玄関で子供たちを迎えています。もうすっかり年をとってしまいましたが、ここで学んだ子どもたちの一人一人の顔をみんな記憶していて、来ると歓迎のあいさつをしています。 学力は簡単に身につくというものではありません。最近よく見る『○○点保障』とかの見ると、果たしてそんな保障をしてよいものだろうかと思ってしまいます。

 私たちの塾の基本はもう少し違って『わかる所から始めよう』が基本です。少し遠回りをしてでも、基礎をきちんとやらなければ知識として身につかないという考え方からです。基礎をきちんと身につければ後は自分の内なる力が自然に身について来ます。かつて教えた保護者の多くから『高校へ行ってもずっと上位を保っているんですよ。』という話をよく聞く。これこそが私たちが望んでいる姿です。目先の点数を上げることではなくて、もうちょっと先の未来に向けた学習が大切だと思っています。

わかりやすく言えば、例えば、中学生の目標である高校受験。その頂上に向かって希望校に入れいるというのが目標とすると、それに向かって講師は一人一人の傾向を見つけることから学習が始まります。国語の河合先生は毎日、たった一人の子どものために、数時間の準備をしてから来るために毎日重い参考書をキャリアカーを引きずりながら通って来ます。呑み込めない子供には特別に補習を組んでわかるまで教える。(お金は取らない)それがこの小さな塾を今日まで支えているのかもしれないと考えています。講師たちが納得できなければできるまで子どもたちのために教えるというのが北赤羽進学教室のスタイルで、これからも変わらない私たちのお約束です。

 

コメントを残す