塾と言っても大手と個人塾、集団と個別、進学と補習と多種多様である。最近見た塾の広告に『失敗しない塾選び」というチラシを見た。そこには

1、経営者の顔が見えない塾は危険、2、巨大広告や教室数には気を付ける。3、有名校の話ししかしない塾には気を付ける。以下7まであるのだが、途中でバカ臭くなったのでやめます。要は外見ではなく、中身がしっかりしている塾を選べということだと思うが、確かに得体のしれない塾には保護者は子供を送らないだろう。前にテレビだったか、広告だったか忘れたが、講師全員に白衣を着せている塾があった。塾全体が異様な雰囲気でどこか製薬会社の研究室か何かと見間違うほどだった。講師が全員ネクタイとスーツというところも多い。つまり形から入らないと何か問題が露見してしまうということなのか。詳しくはわからないが何か不自然さを感じてしまう。

これは私見で恐縮なのだが、塾は子供がきちんと学習した内容を理解し、勉強は案外楽しいものだと感じることではないかという結論に行き着くと思っている。確かに、学習内容を理解できずに小学校からやり直さなければならないこともある。しかし、しっかり寄り添うことで、自信を取り戻すにことも多いのだ。私は成績トップの子と最下位の子供の知的な差はあまりないと感じている。10点しか取れなくてもそれはどこかで躓いたからであって、もともと能力が低いわけではないと思うのだ。やればできると信じてあげることが、「塾の価値」を決めるものだと思う。それに最近は「20点を保証します」という広告も目にする。これはいったいどういうことなのか、わからない。もし20点アップしなかったらどうするつもりなのか。それもわからない。北赤羽進学教室ではこういうことは謳わない。目先の点数にこだわることよりも、きちんと実力をつけてあげたい。多少10点減ることもあれば上がることもある。トータルで右肩上がりになるように指導して行きたいと考えるのだ。

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