A君のがんばり。


中学校の中間テストもすでに終わって報告が入ってきつつあるが、A君の活躍は予想通りの頑張りだった。2年2学期と今回の成績比較は数学36点→70点、社会7点→43点、英語18点→63点だった。今回は自分でもテストを楽しみにしていたようだった。テスト前、担任に数学と英語を60点目標に頑張りますと話したら、無理だから40点にしておけと言われて余計頑張れたと話していた。友達からはどこの塾に行っているのかを聞かれたが、教えなかったとも話していた。これからは高校入試に向かって夏休みは部活がないときは朝から塾に来て頑張るという。なんでこんなに勉強するのか聞いたら、思いがけない答えが返ってきた。「勉強が楽しいからもっとやりたい。」これが半年前、不登校になりかけていた子供とは思えない返事だった。学校へ行かずに、学校の始まる時間になると、塾に来て自習をしていたが、その時に友達のこと、勉強をする理由、家庭のこと、今後のことなど、何日も話し合った。 その全てを納得した結果、わからなくなったところまで戻って勉強することを選んだ。それが今回の結果につながった。正直、この1回の結果だけではまだわからないが、彼のモチベーションは相変わらずやる気満々なのでこのまま入試まで突っ張って行くのではないかと期待している。子供は無理やりやれと強制してもやらない、いやそれどころか、いやいや、やる勉強は身につかないのである。今の自分の考えを引き出して、どうすればよいのか納得すれば子供は黙っていても走り出す、彼はまさしく勉強することの楽しさを見つけたのだと思う。