塾にはいろんな子供が来る。当然中学、高校入試や大学入試までくる。講師も塾の卒業生が多い。今年慶応大学に入学したA君もその一人だ。彼は小学校2年生からの塾生だからここは我が家みたいなものだ。お姉さんも来ているが、彼女も塾生だった。今年高3生の中にも来年の大学進学後の講師をお願いした子もいる。何よりも小さい頃から知っているので知力,人柄などがわかっているというメリットがある。ただ、知力がどんなに高くても人を教えることに向いていない人にはあえてお願いはしない。反対に人柄がよく、できない子供の気持ちになって一緒に考えてくれるような心の温かな学生はできるだけ来てもらいたいと思う。

 子供のほうも個性豊かな子が集まっている。3年生の男の子は勉強が終わると「あ~ぁ、面白かったぁ。」と言ってくれるが、きっと緊張していたんだなと思うと、つい笑ってしまう。慶応に進学したA君は小学校2年からだから、小3が将来この塾で教えてくれることも夢ではないと思う。(それまで生徒が来てくれていればだが)。

 この塾も今年で13年目。前は50人を超える生徒がいたが、正直今は少ない。経営的には苦しくても、丁寧に子供を教えるためには、本当はこんな少人数がいいのだと思う。

 子供の表情が明るいのはこの塾の良さだと思う。――とは言うものの、つぶれてしまっては元も子もないので、まだ塾通いをしていない友達がいたら、ぜひ、体験でいいから誘ってみてほしい、きっと気に入ると思います。宣伝でした。ワン!ギン塾長が吠えた!。

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