受験するということ


日本の受験生は大変だと思う。小学校から始まって大学受験まで、いや就職試験も一つの受験である。そこから離れるということはその戦線から外れるわけで、負け組というレッテルを自ら負うことになる。それがショックで自殺する人がいる。日本人の自殺者は年間約3万人を超えるのだそうだ。交通事故死者数より多い。受験に失敗したから自殺者が多いというのは極論かもしれない。好きな人から振られたからという理由もあるかもしれない。友達からのいじめが原因かもしれない。しかし、世界的にみると日本の特に若者の自殺が多いのだそうだ。特に学校が大きな負担になっていることはたしかなことだとおもう。しかし、世界ではどうかというと日本ほど学校がプレッシャーにはなっていないところが多い。例えばドイツでは10歳で進路が決められるという。職業コースを選ぶと実務経験を積むようにカリキュラムが用意される。だから日本のように大学卒業してからやり直すということはないのだそうだ。大学を卒業する頃には立派な職人として働いているという。しかもマイスター制度で資格を取れば社会的にも身分が認められるのだそうだ。南米では

医師の免許を持っている人が洗濯屋をやっているのを見たことがあるが、これは珍しいことではないと聞いた。そういう意味で日本はどこの大学を出たか、どういう職業についているかなどで評価されることが多い。日本もこうした学歴や職業差別がなくなれば、もっと楽に生きられるのではないかと思うのだが。本当はどの学校ではなくて、この勉強がしたいから、この学校を選んだという話を聞きたいと思う。