前川文部次官の講演会レジメを読んで


前川氏が小学校の時に不登校気味になっていたことが書いてあったことが印象的でした。

小学校の教育がいかに大切か考えさせられました。しかし、それが生涯に影響を与えると思うとおろそかにできないなと思う。

今の中学生を見ていると基礎が抜けていて、これでいいのか考えさせられます。

そんなことを前川氏も考えて夜間中学校の支援をしているのだと思います。川口の夜間中学校は昔、映画にもなったキューポラのある町として鋳物工場があちこちにありました。

ここには昔は文字の読めない大人や中国残留孤児の日本語支援などを行ってきましたが、今は不登校という具合に時代を反映しています。

 前川氏のような地道な活動が必ずしも日本の底辺を変えることにはならないけれど、一人でも救うことができれば(とは書いていなかったけれど、)そんな気持ちなんだろうなと思います。前川氏の活動を読んでいて日本の指導者に欠けているものは「やさしさ」なんだなとつくづく感じます。それはメディアも評論家も同じでどの視点から考えるかという一番基本的なことがすっぽり抜けて、上から目線で国民を見ているのがつらいです。

今、わが家にはアメリカ人の高校生がいますが、大量生産、大量消費に慣れているのか、食べ物を平気で捨てるのを見ていると、こういう人たちとは理解しあうのは元々無理なのかもしれないと思ったりしています。日本が生きる道はやはり質の高いものを丁寧に作るという生き方なんじゃないだろうかと思います。